セキハタ歯科医院

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お知らせ

2017.06.02
6月4日に講演会を開催します。当日のご案内について詳しくはこちらからご覧ください。
2016.09.23
10月30日に講演会を開催します。当日のご案内について詳しくはこちらからご覧ください。
2016.09.22
日本歯科医療管理学会雑誌51巻第2号に当院院長の論文が掲載されました。

これは、とある患者さんのお話です。ある日、硬いものを食べていたら突然顎が抜けてしまったような感覚になってしまい、右の顎に痛みを感じるようになりました。

1件目にかかった歯医者さんでは、マウスピース治療をすすめられて、症状は落ち着いたそうです。
たしかに、右顎の痛みは軽くはなったのですが、なにか他人の歯で噛んでいるような異和感がずっと残ったままで、気になって仕方がありませんでした。

そんな時、彼はとある本屋さんに立ち寄ります。なんの気なしに、医療本のコーナーの前で足を止めました。そこでとある歯医者さんが書いた本の題名にとても惹かれて、家に帰るなり、その本を読みふけったそうです。
そうしているうちに、その歯医者さんのもとで、ずっと気にかけていた異和感について相談してみようと決心なさったのです。

最初のうちは、本にあった通り、とても素晴らしい歯医者さんだと感心していました。彼を信じていれば、いずれはいい方向に向かっていくはずだと思っていました。

ところが、1年間治療に通って治療が終わりに近づいても、自分の歯で噛んでいるような感覚がない、何か変だなという感覚は残ったまま。
そのことを話すと、噛み合わせの調整や根の治療を何回かしてくれました。しかし、それでもこの異和感が解消することはありませんでした。

たしかに良くやってくれているけど、治療の方針そのものに、大きなボタンの掛け違いがあるのではないかと考えるようになり、これではらちが明かないので転医しようと思われたそうです。

最後に紹介でセキハタ歯科医院に来院なさったころには、半分はあきらめのお気持ちがあったようです。それでもやっぱり、なんとかできるものなら、もともとあった自分の歯を取り戻したい。気持ち良く噛んでいるという感覚を取り戻したい。光明を見たいという気持ちでいらっしゃいました。

わたしたちは患者さんのお気持ちを知るとともに、今まではどんな治療を受けてきたのか、今はどんな感覚なのか、そしてわたしたちは歯の治療をどのように考えているか、とても深く長くお話をすることからはじめました。

対話を重ねていくうちに、わたしたちの考え方がだんだんと腑に落ちるようになり、結果として当院の治療方針に対して、前のめりにご賛同頂いたのを良く覚えています。

治療は1年の月日を経て、当初の異和感もすっかり解消され、自分の歯で噛んでいるという感覚をとりもどすことができました。
それと同時に、仕事の面でも新たな自己実現に向けて行動なさるようになりました。

歯のお悩みというものは、当然ながら当人でしかわかりません。家族にも話せないことが多く、自分の中にひっそりととどめて、とても大きなお悩みに変わってしまうこともあります。

ときに、30代ほどの若い方でも、将来自分の歯が無くなってしまうのではないかという漠然とした不安を抱えていらっしゃることもあります。

しかし、このようなお悩みを抱えていても、患者さん自身はそれを解消する手だてをお持ちではありませんし、悩みの裏に隠れた、「本当の危険」を察知することもできません。

わたしたちの仕事は、現在の患者さんの状態や心の中を知ることだけではなく、そこから未来をはっきりと見定め、最善最高の治療をおこなうこと、そして、患者さんと共に歯を守っていくことだと考えています。

これは、開業して33年間、患者さんの声に耳を傾け、時に反省し、時に励まされ、わたしたちにしか得られないノウハウを蓄積してきたからこそたどり着いた、一つの答えです。

この33年があったからこそ、わたしたちはある「考え方」に出会うことができ、それが当院の治療を大きく進化させることになりました。

セキハタ歯科医院の外観写真

顎関節を起点とした歯科治療

セキハタ歯科医院の治療は、顎関節の状況を診断する事から始まります。「歯の治療に顎関節?」と思われるかもしれませんが、大きなビルがしっかりとした地盤の上に建っているように、健康で快適な口腔環境を実現するためには、歯の噛み合わせを支える【顎関節の安定】が不可欠でした。
顎関節が不安定になり、その内部が変化してくると、それに連動して咬合も変化してくるということがわかったのです。

セキハタ歯科医院の理念

この考え方にめぐり会ったことが、これまでの当院の診療システムをまた一つ進化させました。患者さんの歯がこの先どのような状況になって行くのかを予知し、その未来を見すえながら、「今できること」を計画することができるようになり、治療の確実性は大きく向上しました。

無駄な費用や時間に振り回されることなく、患者さんが安心して治療に専念できる。わたしたちにとって、この考えに出会ったことはとても大きな進化です。このウェブサイトでは、顎関節の診断を根底においた診療システムをご紹介いたします。是非新しい気持ちでご覧下さい。
顎関節にたどりついた経緯

顎関節のMRI画像 顎関節の音を聴診器で聴いている様子

セキハタ歯科医院の診療システム
診療の流れをご紹介します

step0 顎関節を起点とした
診療システムです

当院の治療は全て顎関節の診断を起点としています。ここでは、ある患者さんの症例をご紹介しながら、MRI画像診断の重要性や治療の方法ついてくわしくご説明します。

また、顎関節とはそもそもどんな関節で、どうして悪くなってしまうのかということについて深く掘り下げながら、顎関節の疾患を正確にとらえる方法についても解説しています。

顎関節の診断と
MRIの重要性のページへ

step1 丁寧な対話と口腔ドックで
症状を明らかに

まずは、通り一遍の問診ではなく、患者さんとの深い対話を始めます。ここでは、当院の治療が正しいかどうか、患者さん自身が判断できるように、最低限の歯科的知識についてもお伝えすることを心がけています。
最初のお話の最後には、次回からの口腔ドックを受診なさるかどうかの意思確認をおこないます。

対話する部屋を見る

同意頂いた場合、お口の現状はどうなっているかを患者さんと共に徹底的に検証していきます。そして、わたしちの診療指針の根底である顎関節の状況を把握するため、この時点でMRIを撮影していただくことをおすすめしています。
顎関節はMRI画像なしでは正しい診断はできません。MRI画像によって顎関節の状況を正しく診断し、検査の報告書と今後の治療指針と治療計画に反映します。

当院の口腔ドックの
説明ページへ

step2 検査結果から未来を正確に予知し
お見積りを提示します

口腔ドックをはじめとした検査で明らかになったことを、専門家の目線でまとめた口腔ドック報告書をお渡しします。50ページをこえるボリュームの報告書には、患者さんの現状がこと細かに記載されています。家に帰ってじっくりと冷静に判断していただける資料です。

報告書の最後の章は、今後の治療指針と治療計画が記載されています。顎関節の正しい診断によって得られたデータを元に、患者さんの歯の未来の姿を正確に予知してプランニングしています。
また、この時に 治療費用をご提示し、必ず患者さんの了承を得てから、治療へと移行します。

報告書や費用について
もっと知りたい

step3 治療の最初のステップは
予防法をマスターすること

予防法を身に付けることが、歯を守る最高の秘訣です。当院では、治療の第一歩として予防プログラムを実施して正しい予防法を身につけていただきます。
ご自分の歯と一番長い時間を過ごすのは患者さん自身です。日々の習慣として根付くように、歯科衛生士が1時間のマンツーマンレッスンを5回おこないます。

予防プログラムについて

step4 治療用冠を作って咬合調整
全ての治療は「下準備」です

不安定な顎関節と診断された場合、治療の目標は顎関節を安定させることになります。そのための最善の方法として、咬合調整があります。当院では、治療のためだけに取り付ける冠(かんむり)、治療用冠をお作りし、歯の調整を繰り返しおこなうことで理想的な咬合状態を探っていきます。
治療用冠についてもっと詳しく知る

むし歯や歯周病などの治療は、治療計画をもとにして、その患者さんに必要な治療を選択して処置をおこないます。実際の治療では、当院は100%すべての治療でマイクロスコープを使用し、精度を極限まで高めるようにつとめています。

基本治療について

step5 治療用に作った歯冠を
高耐久の補綴物におきかえます

まずは、予防習慣や基本治療の効果がどのくらい出ているのかをはかるために、再評価検査をおこないます。その後に、基本治療で作った治療用冠を、患者さんの顎関節のステージに合わせた耐久性の高い最終補綴物に置き換えて、長期安定化をはかっていきます。ここまでが、当院の初期治療となります。

初期治療がすべて終わると、ご来院当初の口腔ドックと同じ内容の検査をもう一度おこないます。最後のPost Case Presentationの時間では、これまでの治療経過の写真をスライドにして患者さんと共に振り返ります。その後、PCP検査の結果をご報告します。

最終補綴物への変換とPCP

step6 定期検診で
生涯サポート

顎関節が変化すると、咬合が変化し、特定の歯に異常な圧力がかかってしまい、歯の破壊につながっていきます。 PiperStageⅣa以降の患者さんの場合は、咬合の変化を毎回チェックすることで顎関節の安定度をはかる咬合管理型定期検診へと移行していただきます。この検診によって、変化に対して早期に適切な対応をおこなうことができます。 PiperStageⅢb以前の患者さんは、咬合が変化することはありませんので、虫歯と歯周病に特化したメンテナンス型定期検診へ移行していただきます。
PiperStageとは?

咬合管理型定期検診では、まず、歯科衛生士がむし歯や歯周病のチェックをおこない、最後に歯科医が口腔全体の最終チェックをおこないます。

定期検診について
お問い合わせはこちら 電話:048-839-8020
しかの恩返し